そろそろ始めようか
といった時期がやってきた
ひとつ山を越えたら次の山
いや、平たんな道を
いや、もう少し山の頂を楽しんでから
いや、もう少し下ってみようか
まあ、しばしの休息もあるかもしれない
f(x)=x+sinx
これが一番望ましい形だと考えている
f(x)=x3
がいいじゃないかと思う人もいるだろう
それならば
f(x)=ex
という形だっていいかもしれない
どれを選んでも増加関数
n→∞においてan -1<a<1
はいただけない
意識を持ち思考することができる数少ない生命体であるホモサピエンス
として、与えられた能力は活用したい
時の流れという制御の利かないベルトに乗っているのだから
いやがうえにも進んでしまう
この乗り物から降りてみようかと考える人もいるだろう
いや、ギアチェンジして早く進もうとする人もいるはず
この時期になると毎年のように考えてしまう
努力したひと、運がよかった人
いろんなことが矢継早に起こる
その子達全員にいいたいことは
まだ、何も始まっていないし、終わってはいない
何かの節目ではあるかもしれないけれど
まだはたちそこそこぐらいの子供たちに人生が決まったなんてことを言うほど
愚か者ではないと思っている
したがって、子供たちにはいや、若い子と言い換えようか
「しったかするんじゃないよ」と声をかけてやりたい
もっとつらいし、もっと大変だし、もっと楽しいことが
これからたくさんあるのだと
だからこの表現
「さあ、はじめようか」