まったくもって、不思議な数値である。
人によっては安心を覚え、人によっては落第点だと認識する。
いずれにしろ。正しくもあり、そうでないともいえる。
もう少し進めて偏差値というものがある。
これも同様だ。
やはりこれも定かなことは何もない。
母集団の能力によって値が変わる偏差値は本来の定義ほど確かなものではない。
A高校の偏差値で60。B高校では同じ点数で偏差値50。もちろん同じ問題で
そんな不確かなものに迷走するのはうんざりなのだが、
それでも目安になる。
同じようなことがテストでも言える。
それで、何が計れるのか?
それでも、やはり目安になる。一部の人間にとっては
平均と銘打ったが、つまりは今の状況じゃ何の目安にも不確かだということを
考えてみてほしい。
もちろん良ければいいし、悪ければ困る。
でも、それに依存するのはどうだろうか。
百歩譲って、市内の中学校のデータは使えるが、高校は・・・・
人は信じたいものを信じるのであって、それが真実であるかどうかなんて影響しないことが多々ある。
今、一年、二年、あるいは入学を目前にする人たちは考えてみてほしい。