子供たちと接点をもつことが多い職業の身として。子供っていうのは面白い。
勝気な子もいれば、反骨精神の強い子、とにかく従順な子、全てに疑い深い子・・・
ジャンルなんてわけれらないほど皆が違う。
どの子も面白い。いつかは同じような表情をして、訳知り顔な笑顔を覚えてくだらない大人になってしまうかもしれない。
けれど、子供は違う。とにかく面白い。夢はあるし、希望も、そして若さと、まだチャレンジするだけの時間。
こんな人たちと接点を持つことができるっていうのは幸せなことだ。
そこで、そんな子供たちが勉強することを邪魔しているのって何かって考えることがある。
ゲーム、ネット、マンガ、部活、テレビ・・・・いろいろ考えるだろうが、左の中で邪魔してるのは一つだ。
さらに、もっと厄介なことがあるが、それはここには書けない。ただ、たくさん薄めて話をぼんやりと広げて言うなら、言える。環境だ。
子供たちのことを考えるなら真剣に考えて欲しいし、子供は世界の宝なんていうなら、もっと考えてほしい。
厄介で、手間がかかって、わがままで、言うことをきかない・・・それが子供でしょう。
妙に分別臭い子供のほうが気持ちが悪い。
そのことを前提として考えるなら子供を育てることに全力を注ぐのは得なのか、そうでないのか。
そんな表現はおかしいと思うかもしれないが、あえて使っている。次世代が今よりもすぐれているような社会。
このすぐれているという言葉もあえて使っている。
甘やかそうなんて言ってるんじゃない。子供たちには厳しくしていいんじゃないのか。
子供はペットではない。やがて大人になるんだから、もっと期待してあげたい。
いや、期待しようじゃありませんか。
たんすに入れておくような宝ではないけど、宝であることは間違いない。