人は生まれた時から人の役に立っている
誕生は喜びを与え、幼子のはしゃぐ声は頬笑みを生む
そして、消費するために生産をし、知恵を譲り渡して見守る
同じ事を繰り返してきた
深く考えなくとも誰でも世の中の役に立っているのだと思う
オンリーワンなんか求めなくてもいいし、無意味だ
人が平等ならばワンノブゼンムでいいだろう
向上心を持つなと言うのではない
それをもつことも同様だということ
小平邦彦だって、アインシュタインだっておそらく自分がオンリーワンなんて思っていなかったようだ
彼らの書籍によればだが
小平邦彦が知らない人は調べてね
人を傷つけるのは話が違う
でも、傷つけずに生活するのは困難だろう
それは、役に立っているのか
生物学的に言えば全ての生物は必然なのだそうだ(ドーキンスによれば)
そんな存在も役に立っているのだろう
許せるか許せないかとは問題が異なる
自然界に存在する物はすべて役に立っているのだと思ったりもする
無理やり造ったもの、自分たちの手に負えないものを造形するのは醜いし不必要なもの
神に近づこうとしたバベルの塔然り・・・・
けれど、進歩無くして未来は存在するのかという考え方もある
もし、自然科学などと言うものがなかったら、原子力(爆弾も含む)は生まれなかったかもしれないと考えられるか
扉の向こうに何かがあるということが分かっているのに開けずにはいられないのが自然科学者なのだそうだ
そして、それは開けてはならないというのが宗教家だそうだ
そして、双方を上手に使うのが政治家
うまいことを言うものだと納得したことがある
それらを超越するのが倫理観
有無を言わせないのがロジック
でも、そんなことをすべて超越するのが無知
だから、社会は楽しいのだと思い込む
皆がフォン・ノイマンだったら世の中はどうなってしまうのか
バラバラでいれることの自由さと価値をもっと有効に使いたいと思う
それでもいいように法というものがあるのだから