これは何を基準に考えられるのだろう
言ってしまえばかなりあいまいなものであると思っている
校内、市内、県内、国内、地球規模、銀河系
ここまでくれば悪ふざけだが
成績において平均点とか偏差値が用いられる
簡単に言って平均点が偏差値50と考えるとわかりやすい
高校生の模試などは校内、県内、全体が表示されることもある
県内の偏差値というのはそれほどの意味をなさないので
校内と全体を考える
校内では偏差値60だが全体としては偏差値50ということは
その学校が全体としては中くらいよりもかなり下ということになり
その逆ならば全体として中くらいよりもかなり上ということになり
自分たちの通う学校のレベルがすぐにわかるのだが
(大学のレベルの乖離は想像以上に大きく、ただ受験者が多いだけの模試もまた問題がある)
中学校はそういかない
判断基準がないに等しい
校内だけの平均点とか偏差値というのはなんの判断にもならない
知るかぎりにおいては模試の平均点が全体で100点以上も差がある
その真実を教えてくれれば自信とか不安につながり
立ち位置もわかることになる
内申点にもつながる通信表は校内で決められるのだから
これもあてにならない
小学校などは言うまでもない
成績だけがすべてではないと哲学を持っている方には
全く関係のない話だ
中くらいということの空虚さが伝わればいいと思う
私は基準を志望校に合わせてみるので
その学校自体のレベルの変化があればそれに合わせる
当然なのだが
教育の格差について指針を述べるような方がいたら
一票を投じるが
未だかつてそんなことを真剣に語る存在を知らない
子供たちの教育は大事だと口にはする方々は多いのだが
それとも
そっとしておいた方がかりそめの幸せを感じることができるのも