しばらく止まった子供たちの学習の対処として
いろいろと考えらえている
九月入学(まだ散発的な意見)
小6、中3は登校回数を増やしてそれ以外は1.2年かけて遅れを取り戻す(日本教育学会)
夏休み・放課後を利用する
など
いずれも決定に至るまでには例のごとく長い時間を必要とするであろうことには想像に難くない
またこのような意見が多数出現し、どれも決定しきれないのには先を読めない現実が大きな影響をしているのは当然のこと
例年なら
中一なら文字式
中二なら連立方程式
中三なら平方根
高一なら二次関数
高二は順番選択による
高三なら積分の中盤
遅くともこれぐらいまでは学校では進んでいる
他の教科も同様
登校がこれからも散発的になる可能性が計画に無意味さを感じさせてしまう
学校で学ぶものは鍛錬だけといったのは養老孟司氏
その登校再開を待ってそれから準備すればいいという考えもあるだろう
そうではない少なからずいる子たちも含めて
おそれるのはEmotionの欠如だと考えている
先を見据えて何かしようという考えを抱いている人はたくさんいるはず
ルーティンを取り戻すことは難しいとはいえ
まず第一歩ではないかと考える
学習することは一人でも可能だが疑問が生まれる
そのためにQ&Aコースを設けた
これまでの遅れ、そしてこれから先を見据えて奮い立つこのためにエクストラコースを設けている
もちろんほかのコースでも例年通りもしくはそれ以上の指導が進んでいる
こうなったからといって入試問題が簡単になることは本末転倒だし
入試科目を減らす(これはアリだと思う)
などというのは考えにくい
学習・勉強というものの大切さはいまさら言うまでもない
非常事態宣言が解除されたとこころで
すべてがオーケーになるわけではないことは皆さんがご存じのこと
数年後という意見もあるなか
その期間をただじっと待つのは無理な話
感染予防を可能な限りして
コロナの時代に生活をする
コレラの時代の愛というガルシア・マルケスの小説がある
彼の作品はとても読みごたえがあり
こんな時期にじっくりと真向かってみるには最適な名作ぞろい
お勧めします