わざわざ、遠方より来るとの知らせに
それならば、こちらも重い腰をあげることにした
哲学者面した彼はアコーステイックギターを奏でてくれた
うまくは歌えないが、それでも好意にこたえるべく懐かし曲を歌った
とても70近いとは思えないプレーだった
アイドル面していた彼はひげを伸ばして一見は変化したが
そのまなざしの人なつっこさは変わっていなかった
彼も可能な限りリズムを刻む姿を見せてくれた
寡黙にリズムを刻んでいた彼は伝説のかなたに姿を隠してしまい
やっては来なかった
体を揺らしながらベースを操る彼の思いはすでに終えてしまったらしい
一人若い彼は数年間で鍛えられた姿を一生懸命見せてくれた
彼にはなじみが少ないが、今回の出来事は彼の力が大きい
およそ150分のパーティーだった
言葉にしてしまう安易な表現ができない
そして、最も遠いところにいる彼は
この、感動を作り出したことに間違いない
thank you F
これまでもこれからも