世の中は多数派と少数派にわけられる
一義的な意味での話だが
それは、どんな集団においても発生する
必ずしも多数派が力をもっているとは限らない
例え社会の富は1パーセントの人間がほとんどをもっている
独裁国では少数派が武力と富で多数派を押さえつけている
日本においても最大与党の獲得した投票数だって4分の1程度にすぎない
同時に多数派が正しくて少数派が誤っているということも言い切れない
かつての人たちが作り出した現在は多種の意見をくみ上げ
それぞれを尊重している
あくまでも過去と比較しての話だが
少数派になることを恐れることは昔ほどではない
そう昔ほどでは
それなのになぜ、ステレオタイプが多いのか
例えばいじめなんてそれが原因でしょ
皆と同じことができない、あるいは意見が合わない人間を排除し
あるいは暴力をふるう
町に不良がいなくなったような気がしませんか
それは、いいことかもしれない
でも、一見いい子が増えただけで、中身はもっと複雑になっている
もちろん暴力や犯罪を肯定なんてしていない。それどころか強く憎んでいる
社会が病んでいるように思えるのは私だけなのか
なんかおかしい気がするのは
これも、なるべくしてなった文化の影響なのか
耳障りのいい言葉に安心し
理解できないことは無視する
フィルターを通した情報を信じる
子供たちを騙すのはやめた方がいい
少なくとも高校生、あるいは中学生を
っていうか、自分がしっかりしろよ