シーズンと言う表現はあまりにも安易に使い過ぎているような気がする。
例えるならば、中学受験をする子供たちは小学四年ぐらいから本格的に始まり、それからずっと大学受験までやり続ける。中にはその後も司法試験など受けたりするから、彼らのシーズンは10年以上も続く。
中高一貫はゆとりがあっていいとかなどと愚かなことを言っていた人間たちもいたが、そんなことはない。
勘違いしているところもあるようだが、もしもゆとりがあると言うなら無駄なカリキュラムを外すことができるという点かもしれない。社会とか理科の話で、特に歴史とか地理は顕著なようだ。
ここ青森だって真剣に真向かう人たちはかなり早くから始めている。高校三年から受験を考えました。
なんて、戯言を信じる人間がいるから困ったものだと思う。
高校受験が初めてと言う人が多いここ青森では、入学後に現実に直面する場合が多い。
一生懸命勉強をし1.2、3倍の倍率だろうが勝ち抜いて、言いかえれば選抜されて入学を許される。
それに答えていないのは誰なんだと考えてしまう。
情報操作とまでは言わないが、真実をなぜ教えないのだろうか?
子供は無垢とまでは言わないが、大人は経験とか知識があるんじゃないのか。
いろんな情報を入れて、それから判断する。当たり前のこと。
知り合いが・・・近所の人が・・・センセ・・・・いろんな意見を耳にすると思うが、そのどれか一つだけを信用するのはいかがなものか。それよりももっと確かな情報源はいろいろある。
なんで、ここは進学率が低いのか考えてみれば見えてくるんじゃないのかな。
スポーツや芸術と比べるのは違うかもしれないが、そこに向かう人間たちはひたすら心血を注いでいる。
勉強だけは違うとはいかない。という点では共通か。
少し、シビアになったけど勉強の道を考える人は「思い立つなら今」だと考えてほしい。